職場の上司や親御さんたちが、部下や子供に対して
「なんで出来ないの!!」と叱ることがありますね。
学校の先生やコーチの皆さんにもあると思います。
仕事やプライベートの中で、よく耳にする言葉ですが
通常「なんで出来ないの!!」という言葉のあとには
「何度言ったらわかるのよ?」
「いったい、やる気があるの?」
「いい加減にしてよ!!」
「もう知らないからね!!」
なんて言葉が続く筈なんですが・・・
そんな時、どういう気持ちで言ってるのでしょう?
これらの言葉は、すべて「自分」が中心であり、
相手が思うように動いてくれないということに対する
自分の「苛立ち」なんですよね。
本来、相手の立場に立って考えてみれば
「なんで出来ないの!!」じゃなくて、
「どうしたら出来ると思う?」と尋ねることから
すべては始まるような気がするんです。
叱る相手がそれを「出来ない」ことで、
誰が困るのか?と言えば自分なんでしょうね。
だから実際のところ、相手が出来てくれないと
「私が困るんだよ」っていうのが現実。
自分の都合で相手を育てようとすることは無理です。
相手の立場に立って
「できない理由ってなんだろう?」と
一緒に考えてみることが大切なんじゃないのかなあ?
なんて思うオヤジです ^ ^