センス・オブ・ワンダー

子どもたちの世界は、
いつも生き生きとして新鮮で美しく、
驚きと好奇心でいっぱいなのでしょう。

もし、私たち大人が
この「センス・オブ・ワンダー」
(神秘や不思議さに驚嘆する感性)を
失うこと無く持ち続けることができるなら、

つまらない人工的なものや金を得ることに
夢中になることなど無いように思えます。

先日、勉強会に参加して下さった若い女性が
こんなことをおっしゃいました。

「子供が夢中になって色んなことを訊いてきても
答えられない自分が情けないんですよね。
自然のことなんて説明もできないし・・・
道ばたの花や、鳥の名前も知らないものですから」

私も娘が幼いせいか、こう思うんです。

自然の現象や、花や鳥の名前なんて
大きくなる過程で、子供たちはいくらでも学べます。

だから、子供にとってはもちろん、
どうやって子供を導けば良いのかと悩む親にとっても
「知識」なんてそんなに重要なことでは無い気がします。

それよりも「感じる」ことを大切に育てていくのが
何より重要なことだと思うのです。

子供たちが日々出合う、驚愕のひとつひとつが
やがて「知識」を欲する因子となるような、

情緒や、豊かな感性を育んでいけるように導くことが
親の役割だと私は感じます。

子供たちに難しい知識を教える必要はありません。

子供たちのそばに、いつも寄り添ってくれている
妖精たちがしてくれているように、

美しいものを美しいと感じる心、
未知なものに出合ったときの感激と好奇心を

一緒に楽しめる親になりたいものだと
いつも思うオヤジです ^ ^