トラウマ

ある女性と会話中に、

交際中の彼との悩み相談が始まってしまいました。

「今回の彼とは真剣に結婚を考えているので、

どうしても別れたくないんです」とのこと。

「エッ? 別れ話でも出てるのかい?」と尋ねると

今のところ順調な交際を続けているとのこと。

「なら、問題ないじゃねえか ^ ^」と笑うと、

「これまで、付合った人に対して

真剣に結婚を考えるようになると別れてしまう」

という度重なる経験から、

彼女はかなり臆病になっているようでした。

これは困ったものですね。

どうやらトラウマとなっているようですが、

この種の心的外傷は、内容は違えども、

誰もが抱えている問題のような気がします。

私は心理学の専門家ではありませんから、

滅多なことをいうとお叱りを受けそうですが、

素人の無責任オヤジとしては

「問題は、相手じゃなくて自分の中にあるんだよ」

と思うのです。

自分の問題を相手を通して解決しようとしても

どうかなるものではないし、

まして、それを背負わされた相手の方は疲れてしまい、

いつか逃げ出すのは当然と言えなくもないのかな?

さまざまなトラウマ(こだわり)というものは

自分が頑なに握りしめているだけで、

手を開けば、それは落ちるだけのことのような

そんな気がします。

まっ、実際はそんな簡単なことではないと

オッサンも思いますけどね 。

話はちょいと逸れてしまいますが・・・

交際中の彼や彼女、もしくは夫や妻などの

浮気を心配して疑心暗鬼にかかるという人を

これまで沢山見て来ました。

そういった心配や不安を抱えている人の多くは、

実は「浮気をされた経験がある人」か、

もしくは「浮気をした経験がある人」の

どちらかだとオッサンは思うのです。

人間は自分の知ってることでなければ

ものを考えることはできません。

従って「浮気によって傷ついた経験がある人」か、

もしくは、浮気をする人自身しか

相手の浮気など心配しない筈です。

実際「浮気」というものを知らない人に

「浮気の心配」なんて出来ないんですから ^ ^

ということは、つまり

「すべての問題は自分自身の中にある」

ということなのです。

交際相手に別れを告げられるのではないか?

そんな不安など、現実にはどこにもない訳で、

それは自分がつくりあげているだけの妄想です。

そんな不安な気持ちから、

相手の機嫌をとるばかりの行動に走ってしまうから

いつぞや流行った「都合のいい女」状態に

自分から陥ってしまうのです。

まずは、自分に自信を持って欲しいと願います。

そんな自信が自分に輝きを生み・・・

その輝く暖かい光に包まれた相手は、

決してあなたから離れようとはしない筈だと

オッサンは思うんですけどね ^ ^