良い話と悪い話

家内が仕事中に顔を出し、

「ちょっと話ができる?」と言ったんです。

「どうした? ややこしい話か?」と尋ねると、

「いい話と悪い話があるんだけど」というものだから。

急ぎの仕事をしている最中だったので

「今、忙しいから片方だけ頼むワ」と答えると

「ふ~ん・・・どっちから訊きたい?」と

家内は笑ったんです。


どちらも結果的には、

どうでも良い内容の話だったんですが、

さて、みなさんは「良い話と悪い話・・・

どっちから訊きたい?」と尋ねられたら、

どちらからお訊きになるのでしょう? 

私の場合は「悪い話」から聞いたんですけどね。


そういえば、以前こんな笑い話を読みました。

仕事ばかりで自分をかまってくれない妻が、

ある時、夫にこう切り出しました。

「良い話と悪い話があるんだけど、どっちを訊きたい?」

「忙しいことは知ってるだろう、

つまらないこと訊かずに早く話せよ」と夫が言うと

「私、もうあなたにはついていけないから

別れることに決めたの」と、妻は言ったんです。

夫はしばらくの沈黙のあと、

「・・・・そうか、分かった。

・・・・で、悪い話の方はなんなんだ?」

と尋ねたそうです ^ ^

他人の評価

あれこれと他人からの評価を気にする人が居ます。

「そんなこと気にしなくてもいいんじゃないの?」と

私は思うんですよね。

人それぞれに、違う物差しを持っているんだから、

評価もちがって当然のこと。

短い物差しもあれば、長い物差しを持つ人も居ます。

だいいち、人って結構デコボコしてて平面じゃないんだから

簡単に物差しで測れるようなものじゃないんですよね。

だから、他人の評価にとらわれすぎる必要はありませんよ。

逆に、評価っていうものは

「それを評価する人を見るための物差しである」と思えば、

以外と楽しめるんじゃないのかな

問題解決

知人の女性が相談にきてくれました。

「どうしよう・・・」と、かなり悩んでます。


私は別に「お悩み相談室」を

開業してるつもりではないのに、

どういう訳か、悩める友人が訪ねて来ては

日々相談を持ちかけられるのが、

なんだか嬉しいような、困るような・・・

私にとっては、これが「悩み」かな? ^ ^;;


さてさて、彼女の相談はともかく、

皆さん、お悩みの場合に共通するのが

「どうしたらいいのだろう・・・。」と

問題に対して深刻になってしまうことです。

そりゃあ深刻だから悩んでる訳なので、

「深刻になるな」と言うのが無理でしょうが

「どうしよう?」という言葉は、

「どうしようもない」という切羽詰まった心を

実は反映しているのではないかと思います。

私はこんな連中に、いつも

「じゃあ、どうしたらいいと思う? 」って、

笑って訊くんです。


自分の無意識に「どうしようもない」という

八方ふさがりの感情を溜め込んでは、

解決できる問題も解決できません。

「どうしよう?」を

「じゃあ、どうする?」と、

言葉を置き換えるだけで、

脳はプラスの方向へ考えを導き始めます。


「どうしよう?」は受け身の体勢ですから、

問題から攻められてる状態です。

攻められて「守り」の体勢である時には

守ることに精一杯で、思考は正常に働きません。

しかし、「じゃあ、どうする?」という問いは、

積極的なプラスの要素が働きますから、

無意識に「問題を解決する」という方向へ

思考をチェンジすることができます。


実際のところ、悩みのほとんどは

自分の内側から発生するものですから、

悩みを他人が解決できる筈がありません。

まずは「どうしようもない」という

自己暗示を解くことで、

問題解決の糸口を掴んでもらいたいと願う

今朝のオヤジでした ^ ^