「良い友を得るには、自分が良い友となることである」

以前、なにかで読んだ言葉を思い出したのですが、

なるほど、確かにそうだと痛感します。


心から信頼できる友が居ないと嘆く前に、

自分が誰かに信頼されているのだろうか?と

まずは問うのが先なのかも知れませんね。

礼儀

親しい若者たち数人と

ある和食の店へ入りました。

内心私も感じてはいたのですが、

「ここ、料理人が変わったんですかね?

最近まずくなりましたよね」などと

若者たちが口々に料理をけなすのが

店の方に聞こえはしまいかと心配で、

「コラ、店の中でケチをつけるんじゃない」

と窘めました。


料理などの味や、店のサービス

また、商品の品質などが悪くなり

クレームの一つも言いたくなるということは

良くあることですが、

親しい店や、今後も行きたいと思う店ならば

プラスの意味で感想を伝えるということは

ある意味良いことでしょうが、

そんな店でなければ、

クレームやケチをつけるということ自体

必要も無いような気がします。

意に沿わなければ行かなければ良いし、

買うこともやめれば良いだけのことでしょう。


おまけに、食事の場合は

「美味しいねぇ」という会話では食事が和みますが、

「不味いねぇ」という評価をしてしまうと、

せっかくの楽しい会食を台無しにしてしまいますから

できるだけ避けたいものです。

「美味しい」という会話は食事中に。

「美味しくない」と思った場合は、

店を出てから言いましょうよ。

まして、この会食

割り勘じゃなくて、オヤジの奢りだろー!!


人様に御馳走になる際には、

それがどんなに不味かったとしても

決してケチをつけてはなりません。


料理自体に文句をつけたつもりでも、

それは奢って下さった人に対しての非礼となります。

それが「礼儀」っちゅうもんですよ ^ ^

敵とは?

「敵が多くて本当に困ります・・・」と、

雑談の中で、ある方がおっしゃいました。

確かにおっしゃる通り

敵が多そうな方ではありましたが・・・

実際のところ「敵」とは

いったい何なのでしょうね。

敵なんて現実には存在しなくて、

心が勝手に作ってるような気もするのですが、

アハハ・・・実は、私も未だ勉強中です ^ ^;;

ただ、この歳になって

やっと、ひとつだけ解ったことはあります。


自分を守ろうとすればするほど、

沢山の敵をつくってしまい・・・

逆に、誰かを守ろうと頑張るほど、

知らず知らずに、味方が増えるもの。

どうやら、それだけは間違いないようです。