素敵な妄想

家内と娘を乗せて山間部をドライブ中、

曲がりくねった山道で、後方から来た車が

対向車が来るにも関わらず、

無理矢理追い越して行きました。

危うく大事故になりそうだったため、

タダでさえ短気な私ですから、一気に血がのぼり

取っ捕まえてやろうとアクセルを踏み込んだ途端、

家内に止められました。

「きっと何かがあって急いでらっしゃるんだから

行かせてあげたら?」ってね。

実は、いつものことなんですよね。

以前、何度もこんなことがあったんですが、

その都度、家内が似たようなことを言うんです。

「大切な方が急に倒れられて、

急いでらっしゃるのかも知れないんだから」

「奥さんが急に破水して、赤ちゃんが生まれそうで

病院に向かってらっしゃるのかもしれない」

「・・・だから、行かせてあげましょう!!」って。


実際にそうであったのかは別として、

「確かに、もしそうならしょうがない・・・」なんて

妙に納得してしまいながら

結局は「事故しないで気をつけて行くんだぞー!」と、

ペダルを踏み込んだ足を戻す私なのです。

道で救急車と出くわすたびに、

ん・・・ナニをしてるんだ?と、ふと横を見れば

「どうかご無事で・・・」と

神様にお祈りしてるような家内ですから

いつも「オマエはやさしい妄想家だ」と

からかいながら笑いとばしていますが、

こんな素敵な妄想なら私も真似しなければ・・・

なんて・・・

二十歳も年下の家内に

いつも教えられてばかりの、未熟者のオヤジです。

折り返しの電話

 電話を掛けたり、掛かって来た時、

都合や調べなければならないことがあって「あとで折り返し、掛け直しますので」といった場合があります。

こんなことは日常良くあることなのですが、

では、その「あとで折り返し」というのは、いったいどれくらいの時間なのでしょう。

ひとの感覚は様々ですから「5分から10分後」という方もあれば、「30分」や「1時間」という場合もあり、
中には「その日のうちに」という、おおらかな?方もいらっしゃることでしょう。

どうでも良い用件や、親しい間柄の場合は、「折り返しの電話を待つ」ということに、それほど苦はないのでしょうが、
相手や内容によっては、電話を待つ人の行動を制限してしまう場合があるのです。

会社や自宅にいる場合はまだ良いのですが、出先で車を運転中や、電車で移動中の場合には、掛かって来るタイミングを考えなければ次の行動に移れないこともしばしばです。

そんなことも考慮して、「あとで折り返し・・・」と言う時には、「10分後」とか「何時頃に」といった目安を、相手に伝えていただきたいものだと思う、今朝のオヤジです。

正直に

ある方に、こんなメールをいただきました。

「貴方はそんなに偉いんですか?

悟ったような素晴らしい言葉を綴っていらっしゃいますが、

実際、ご自身はどうなんでしょう?

上から目線はさぞ気持ち良いことでしょうね」

アハハ・・・確かにおっしゃる通りです。

私は偉くも悟ってもおりませんので

どうかお許しください。

本当に私が立派な人間なら、

こんな下らないことは

きっと書くはずもないでしょう。

私自身がどうしようもない男だからこそ、

神様と対話しながら必至に救いを求めているんですよ。

人が人を導くことも、救うこともできない・・・

それは神様だけができることだと私は信じています。

だから、神様だけには正直に

そして人に対しても誠実であろうと心に決めています。


貴方が私に怒りを感じたのは、

私が神様からいただいたメッセージが

きっとご自身の胸に突き刺さったからだと私は感じています。


ここに明記しておきます。

私は、過去に愚かな罪や失敗をくりかえし、

現在それをどう償えば良いのかと

毎日を必至であえぎながら、

人ではなく神様に対して、

許しと導きを得ようとしている

どうしようもない男なんです。

これからも私は自身のブログに

神様への感謝の言葉を綴って参りますが、

どうかご容赦下さい。


マザー・テレサがこんな言葉を残して下さいました。

「あなたの正直さと誠実さが、あなたを傷つけるでしょう。

気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい」