車のリアガラス等に
『赤ちゃんが乗っています』
と書かれたステッカーが張ってあるのを見かけます。
私はかねがね、そのステッカーを見ながら
「ゆっくり走ってても勘弁して下さいね」
また「むやみにクラクション鳴らして
赤ちゃんをビックリさせないでね」
という意味合いだとばかり思っておりましたが、
先ほどネットで、このステッカーの本当の意味を知りました。
実はもともと安全運転などの目的で作られたものではなく、
以前アメリカで起こった自動車事故が
発端であったということです。
その自動車事故の際、事故の衝撃によって
赤ちゃんがシートの隙間に挟まってしまったのですが、
レスキュー隊が、その赤ちゃんに気づかずに
全員救助したつもりで作業を終えたため、
幼い命を救うことができなかったとの教訓から
万一の事故の際に、速やかな救助ができるようにと
作られたステッカーだということでした。
一枚のステッカーに込められたメッセージの重さに、
胸が締め付けられる想いになってしまいました。
いずれにせよ、大切な子供たちの命は
私たち大人が守ってやらなければならないと、
あらためて強く感じたオヤジなのでした。