現在地を知る

数年前から、セミナーやら勉強会で、盛んに「夢の実現法」や「成功法則」を学ぶ皆さんが増えていらっしゃいます。

それは何ら悪いことではなく、とても素敵なことだと思います。

斯く言う私も、そんな類いのことを、良くお話ししてる講師の一人ですから、それにケチを付ける訳にはいかないのですが、
ただ・・・・ひとつだけ、皆さんがそんなことを学ぶ前に考えていただかなければならないことがあるのです。

「夢」や「成功」を掴むということ、
それは、ある意味「目的地にどうやって辿り着くか?」と同じことです。

近頃は便利なカーナビなどもあり、初めての場所でも迷わずに行けるのですが、人生には残念ながらナビゲーションシステムは装備されていませんから、人は常に迷い続けるんです。

例えば、初めて向かう目的地。
これを「夢や成功」に置き換えてみたらどうしょう。

道に迷ったので、その場所のことを良く知る人に、電話を掛けて目的地までの道順を尋ねたと仮定すれば、(これはセミナーや勉強会の講師の話に置き換えられます)
その人が、まず何を言うか想像してみてください。

間違いなく「今、アナタどこに居るの?」と尋ねる筈です。


実は「目的地に向かう」ということの前段階には、必ず「現在地」が必要なんです。

自分が今どこに居るのか解らないのに、やみくもに目的地までの道順を聞こうとしても無理な話で、自分自身の現在地や心の内側を見ようとしなければ、夢や成功について、どんなに素晴らしい話を聴いたところで、なんの意味もないのです。

人はそれぞれに、置かれている立場や状況が異なります。

目的地は同じでも、すべての人の現在地が違うのです。

セミナーや勉強会での話をどう受け止め、そしてどのように素敵な未来へ方向転換して行くのかは、現在地を知る自分自身でなければ決められない筈なんだけどなぁ・・・と、ふと思った今朝のオヤジです。

結婚の条件

知り合いの若い女の子が、

恋愛中の彼を連れて遊びに来てくれました。

なかなかお似合いの二人です。

彼が席を外してる間に、

「結婚の話にはなってるのかい?」と彼女に尋ねると

「一応ね・・・。でも、幸せにしてくれるかなぁ?」

なんて言うものだから困ったものです。

結婚相手は、幸せにしてくれそうな人じゃなくて、

自分が幸せになれる相手を選びましょうね。

自分が幸せだと思える相手でなければ、

いつか相手に対して不平不満を感じてしまいます。

そして、結婚したら

相手の幸せを優先に考えましょう。

そうすることによって、

幸せな人のそばに寄り添うことができます。

理想の夫婦とは、

互いが、相手の幸せのために尽くし合う

二人であることのような気がします。

幸せそうな伴侶の顔を見る毎日は、

最高に幸せなことだと思うオヤジです ^ ^