行間を読む

よく「本は行間を読め」と言います。

人と会話をしたり、お書きになった文章を読んだりしても

実際のところ、それは氷山の一角に過ぎず、

本人の考えていること、そして伝えたいことなど

他人がすべて理解することなど到底不可能なことでしょう。

だからこそ・・・口から出た言葉、そして書かれた言葉から

どれだけのものを感じ取るのかが

きっと本当の意味で「人を理解するための努力」なのでないか?

と思います。

更に言えば「人を理解する」ということは

単に言いたいことや感情が分かるという一種の「分析」ではなく、

その人が語らなかった、さまざまな背景というフィルター越しに

「本当に伝えたいこと」を感じ取る「聞き手の愛情」こそが、

良い人間関係を築くために、もっとも必要なのではないのか?と、

勝手に思う今日この頃です。