アクションを起こさせるためには


ビジネスにおいても私生活においても、人に何かアクションを起こさせようと思う時には、その内容が「何か」ということよりも自分と相手との深い信頼関係が一番の引き金であるような気がします。

こちらのアクションに相手がどう反応するのか?

人に何か大切なことが伝わって行くためには、とても深い信頼関係というものが必要であり、そこには相手への愛情が根底にあり、そして自分自身の誠意と熱意が伝わらなければ人を動かすことは決してできないものだと思います。

信頼関係の深さによって、どこまで人とつながれるかが決まります。

「どうしたら人を動かすことができるだろう?」なんて考えるより、

「どれだけ信頼される自分になれるのか?」を、必死で考えているオヤジです。

先入観を捨てる

ビジネスにおいて、提案やアドバイスなどをさせていただく機会が数多くあります。

そんな場合、もっとも難しいのは、私の提案を受け入れてもらうことではなく、その方の持っている、もともとの先入観を捨ててもらうことなんです。


人間というものは勝手な先入観や思い込みによって、自分自身を縛っていることが殆どですから、端から見ると、何故そんなことに?と、不思議に思うような「こだわり」を持ったり、頑なに「変化」を拒む方がいらっしゃいます。

「変わらない」ということは、ある面においてはとても重要なことですが、それは「そこに留まる」ことではありません。


たとえば「老舗」と言われるほどに永い歴史を持つ店がありますが、その店は、100年・200年ものあいだ、ずっと変化しなかった訳ではないのです。

時代に合わせて少しずつ変化することで、老舗となって行くのです。

「変わってはならないこと」と

「変わらなければならないこと」

これをしっかり考えなければ、時代の変化に取り残されてしまいます。

「刻々と変化する柔軟なこだわりを持つ」

一見矛盾しているようですが、常に「変化」と「不変」を併せ持つ柔軟な心構えと姿勢であることが、本当のこだわりなのだと私は思います。

あなたの持つ先入観や思い込みは、自分にとってそんなに重要なものですか?

それを捨てて、自由になったらどうでしょう。

きっと、あらゆることに可能性を見いだすことができる筈だと思う今日この頃です。

幸せ

「幸せになりたい」と思うんなら

「今が、そのまっただ中に居る」と思えばいい。

幸せはいつだってそこにあるのに

ただ、うっかり気付かないだけ。

自分が「幸せだなあ!!」って思ったことが、

「そんなの幸せじゃないよ」と誰かに否定されたら、

ひょっとして不安になるのでしょうか?

自分の気持ちと、他人の評価・・・

いったい、どちらを信じるのですか?

幸せの基準を外においてしまうと、

いつのまにか、今の自分が幸せかどうかも

人と比べなければ解らなくなってしまいます。

いつでも「今が幸せだ」と感じられるのかって、

なんとなく、神様に試されているような気がします。

近頃こんな風に感じ始めました。

「幸せ」もきっと、その存在を解ってくれる人・・・

そして、喜んでくれる人のそばに居たいだろうから、

「幸せだなぁ」と感じてくれる人のそばに

やって来るんじゃないのかな・・・?ってね。