私がお付合いさせていただく先輩諸兄は
有り難いことに「男前」の方々ばかりで、
もう高齢者に認定される歳だというのに、
いまだに食事などでご一緒した際には
私が奢られる立場になってしまいます。
「たまには奢らせて下さい」とお願いすると、
いつも決まって
「アンタは私じゃなく、下の人たちに奢ってあげなさい」
と言って下さいます。
いつかそんな諸兄に恩返しがしたいものだと
常々思ってはいるのですが、
最近になって、こんな言葉を知りました。
誰かから受けた恩を
その方にお返しするのが「恩返し」ですが、
その恩を第三者に渡していくのを
「恩送り」と言うのだそうです。
誰かからいただいた恩を、次の誰かに送る。
とても美しいことだと感じます。
いただいた恩を、次の誰かにつなぐ時
きっと、自分に下さった方の恩に感謝しながら
渡しているからではないでしょうか。
「恩」を「感謝」に変えて次の世代に送ること。
誰もが心がけるべきことなんだろうと思う
今朝のオヤジです。