納豆から元気をもらう

冷蔵庫の納豆を取り出して食べようとしたら、

「賞味期限を過ぎてるんじゃないの?」との家内の言葉に
ふと見ると、確かに3日前の日付でした。

賞味期限などまったくおかまいなしで、
「一口食べて変だったらヤメりゃいいじゃねえか」といういい加減な性格ですし、

まして「納豆ってもともと腐ってるものだ」と、美味しくいただきながら、ふと思ったのでした。


「腐る」のと「発酵させる」とでは、どえらい違いじゃねえか・・・なんてね。

腐ったものを食べれば害になるけれど、発酵させたものを食べれば身体に良い。


なるほど・・・これだよ、人生も。

なんて、オッサンは重大発見をしたのです。


いい加減に生きてりゃ、歳をとるにしたがって自分の意志とは裏腹に、周りに迷惑を掛ける一方。

しかし・・・真剣に生きてりゃ、歳をとっても少しは周りに良い影響を及ぼすこともできるだろう。


失敗続きの人生だけど、誰かのために挑戦した失敗なら、きっと「腐った」んじゃなくて「発酵」しつつあるんだと、勝手な持論をつくりあげながらも、


あらためて納豆に勇気をもらった、アホなオヤジなのでした。