泥のように眠る

昨日は撮影の仕事で山の奥まで向かいました。

久々に重たい機材を背負っての山歩きで、

運動不足の身体が悲鳴を上げ、

帰宅してシャワーを浴びて、

ソファに横になった途端・・・

晩飯も食わないまま爆睡してしまいました。


こんなに泥のように眠ったのは久しぶりで、

なんとも言えない心地よい目覚めに、

ふと思ったのでした。



毎日重労働をなさっている方には

申し訳ない話ではありますが、

普通の仕事をしている私は、

「泥のように眠る」ということを、

年に何度経験するのだろうか?なんて。


「疲れた~!!」と叫んでいるものの、

考えてみれば日々の生活において

そんな経験をすることは

年に数えるほどしかありません。



一日を終える時、日中にしっかり使い切った

肉体の疲労感を覚えるくらいに動くことが、

身体に良い影響を与えるような気もしますし、

その疲労感から、

つまらないことを考える余裕も無く

泥のように熟睡するというのは、

本当に健康な暮らしであり、

そして幸せであるような気がします。


クタクタになって一日を終えて、

エネルギーを使い果たして爆睡する。

すると、翌朝にはきれいなエネルギーで

身体が満たされているから、

目覚めもいいし食事も美味い。

こんな素敵な循環ができたらいいですね。


バッテリーだって使い切ってないのに

毎日ちょこちょこと充電してたら、

寿命が短くなるんです。

バッテリーを長く持たせようと思ったら、

しっかり放電してから充電するのが理想的。

人の身体も一緒なんだろうと思います。

しっかり疲れて・・・・しっかり寝る。

毎日、もっと身体使わなくっちゃ!!

なんて思った、今朝のオヤジです。


P.S

昨日あんなに身体を酷使したのに、

何故かどこも痛く無い。

きっと忘れた頃にアチコチが痛くなって

「なんでだ・・・?」って思うんだろうなぁ ^ ^;;