目に見えるものは、「重力」という形で
地面に向かって働いています。
そして、目に見えない力は
天に向かって働いています。
すなわち、
私たちは天から頭を引っ張られ
そして、地に足を引っ張られながら、
その間に立つことで
「あやつり人形」のように
存在しているように思えるのです。
「あやつり人形」という言葉には
いささか語弊がありますが、
実際、人間などというものは
いくら偉そうなことを言ったところで、
天の力を常に身体全体で受け止めなければ、
立つことも出来ない、ちっぽけな存在なのです。
日々の暮らしの中では
思うようにはままならないことがあり過ぎて、
人は地面にしゃがみ込みがちですが、
苦難に直面した時こそ、見えない力を信じて、
シャキッ!!と立ち上がり、姿勢を正すことが
天からの力を最大限に受けるためには
必要なことなのではないだろうか?
なんて思うオヤジです。